オオキンケイギク駆除(但馬コネクションプラス)
- 2017/05/16
- 23:00

植村直己冒険館(豊岡市)のエントランス。
朝9時。
(なぜ、こんな朝早く、ここに来たのでしょう?)
今日は、菅村定昌さん(コウノトリ市民研究所)のリードで、オオキンケイギクの駆除作業を行う。
菅村さんは昨年5月の但馬コネクションのゲストとしてお招きした。その時のお話で、
外来植物であるオオキンケイギクのお話を聞いた。そこで、但馬コネクションの野外活動として、取り組もようと、それが実現しました。
オオキンケイギク
原産地:北アメリカ
特徴 :キク科の多年生草本で、高さは0.3〜0.7m程度。温帯に分布。路傍、河川敷、線路際、海岸などに生育する。開花期は5〜7月。
ワイルドフラワー緑化でもっとも多く使われたもの。しかし、いったん定着してしまうと在来の野草の生育場所を奪い、周囲の環境を一変させてしまうため、平成18年(2006年)に外来生物法に基づく特定外来生物に指定される。
植村直己冒険館前の道路を挟んで北側の斜面にあるオオキンケイギクを駆除。
私は、それを知らず昨年夏には、「黄色い花が密集して、綺麗だね」なんて眺めていました。(^ ^;;
作業予定時間は1時間。指導の菅村さんと冒険館のスタッフは、ロープをつけて、上から攻める。
開花前なので、根っこから抜き取ったオオキンケイギクは、その場に置いていても大丈夫との指示。
注意としては、オオキンケイギク駆除するには、種子が着く前に行う。
種子が出ている場合は、まず種子が落ちないように上部を刈り取ってから、下部を持って根から抜く。基本的に、行きたままの運搬が禁止されているので、個体を枯らすか、袋に入れて腐らせるなどの処置をしてから移動する。
1週間前の、しかも平日の午前という日程の設定にも関わらず、総勢19名の人たちが集まった。特に、会社の地域ボランティア活動として参加していただいたS社のみなさんには感謝します。
これからも但馬コネクションの野外活動編(但馬コネクションプラス)として、ボランティア活動や自然観察、地域活動にアクセスしていくことの、大切さ、楽しさ、充実感を実感できた体験となりました。